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環境首都創造フォーラム二日目午後は第2分科会「ごみ減量、3Rの推進」に参加しました。

2017年01月20日

1月18,19日湖水ホールで開催された、環境首都創造フォーラム二日目午後は第2分科会「ごみ減量、3Rの推進」に参加しました。

特別講演された京都大学名誉教授の高月紘先生は、ハイムーンという名前の環境啓発の漫画家でもあります。環境省プロジェクトのリサイクルプラザWGでお話を聞きたいと思っていましたが、水俣市のごみ処理とともに、今回期せずして、二つとも話をお聞きすることができました。

会場には、環境衛生連合会の方々や、うべ環境コミュニティーのメンバーや、宇部市の関係職員の方々など、30名程度が参加して、いい勉強になったと思います。

京都市では、ずいぶん古くから生ごみの組成分析が行われています。
会場で示されたデータは平成24年度のものでしたが、ネットで、高月先生の講演記録がありましたので、その中から平成19年度のデータを紹介させていただきます。

30袋の生ごみを詳しく分別して調べられており、大変労力のかかったデータです。52.8%が調理くずですが、手着かずの食品13.4%を含む35.7%が食べ残しです。
ちなみに、平成24年度のデータでは、調理くずが45.9%、手つかずの厨芥17.1%を含む食べ残しが39.4%となっています。

京都市は平成32年のごみ量をピークであった平成12年の量の半分39万トンにする目標を立てています。
図のごみ量は家庭系と事業系のごみの合計量です。
目標は47,8年前のレベルです。

すでに、順調に減少しつつあり、平成27年度は44万トンまで減少しています。市民一人一日あたりでいうと、平成27年度で、817gです。家庭系のごみ量は同年度で417g/人/日で、政令指定都市ではもっとも少ないということです。

平成8年には高月先生を会長として、京都市ごみ減量推進会議が発足しており、464団体の会員数を擁して、非常に活発な活動をされている。おそらく内数と思うが、188の地区の推進会議も組織されている。

これらの団体による、分別リサイクルの徹底、食べ残しの削減など、熱心な啓蒙実践活動による減量効果も大きいと思われます。

しかし、一番効果があると思われるのは、有料化であり、この間、平成18年から家庭系収集ごみの有料化が実施されています。45Lの袋は1枚22円です。

事業系ごみの業者収集ごみの処理料金も段階的に引き上げられ平成26年度からは100kgまでごとに1000円になっています。料金改訂の通知には,燃やすごみ100kgあたり3230円の処理経費がかかっていることが示されています。、

平成28年度予算では、この収入は18億円となっていて、そのうち、ごみ減量のための諸事業に6.5億円や、地球温暖化対策に約7億円など、16億円が使われてます。
この資料では、燃やすごみ45L一袋あたり252円の処理経費がかかることが示されていて、有料化といっても、1割以下の負担であることが理解できます。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000000/179/28kateigomishiteihukuroseinokoto.pdf

宇部市は、平成33年度の1人1日当たりのごみ排出量を840グラム以下(平成26年度:1,062グラム) とする目標を設けていますが、有料化の検討を本気で進めるべきであると思います。

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