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第10回レスポンシブル・ケア山口西地区地域対話の報告です。

2015年11月23日

11月20日(金)全日空ホテルで開催された対話集会に参加しました。
最近は、市民の関心は工場防災や災害発生時の工場事故などに関心が大きく、基調講演の部では防災関係のお話が2題ありました。
山口県の消防保安課の村田さんの講演では、最近の我が国の化学工場4大事故の2つが山口県の東ソー南陽工場、三井化学岩国大竹工場の事故であったことから、その対応として初動対応マニュアルと広報対応マニュアルを作成して対策強化を図っていることなど、詳しい紹介がありました。

 山口大学副学長の三浦先生の特別講演では、
  南海トラフ巨大地震の被害予測では、岩国地域が比較的要注意であること、津波被害については、護岸の高さとしては大丈夫だが、地盤液状化による護岸の倒壊やとくに中小河川沿岸部についてはハザードマップに記載がないことが、即安心というわけではないということでした。
 またお話の冒頭では、藤山校区で昨日、幼稚園からフロンティア大学まで絡めて総合防災訓練が行われた由、現在県市で力を入れられているコミュニティースクールの取り組み例として、よい例になるのではないかという紹介もありました。

 パネルディスカッションでは、巨大地震の感知・通報から山口県に地震が到達するまで約40秒問、揺れは阪神淡路大震災に比べると、おそらく3分程度と長く続き、強さは震度5弱から6弱程度と予想されているそうです。40秒の間に何をするかという点については、各社とも人命安全、次いで緊急遮断の準備と言うことでした。

 フロアからは、市民としては工場内のことはあまり分からないので、こういう機会を持ってもらうことは、郷土に誇りも持てるし、ありがたいという意見もありました。一方、住民広報の徹底や、化学物質についてはPRTRのデータの活用について工夫すること、臭気対策に一層力をいれてほしいという意見もありました。たしかにCSR報告書でも、この点については概略過ぎて、個々の化学物質のリスクを含め、住民にはよく分からない面があるのだと思います。
その他、日本化薬では、会社独自で、住民に臭気モニターを委託されていうのはよい試みです。また、日産化学は今年3月には、排水処理に脱窒プロセスを追加して排水中の窒素を大幅減少させたということです。瀬戸内海西部は全体に栄養不足気味というところですが、ノリ養殖の立場からそのような要請があったのか、確認をしそこねました。

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