日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。
-------- 2025年 --------
3月15日、宇部市立図書館で開かれた「ともに育ちあう こどもへのまなざし トークイベント&哲学対話」がありました。
2025年03月20日
まず児童文学作家の村中李衣さんとエッセイストの掘 静香さんの対談で、「寄りそうから立ちあうへ ~ おとなの子どもへのまなざしを考える」がありました。村中さんは近刊として「立ちあう保育 だからこぐまにいる」を出され、堀さんは中高一貫校の非常勤講師を務める傍ら「がっこうはじごく」の著者として知られています。
「寄りそう」は、〇〇してあげるのイメージがあり、「立ちあう」 ただそこにいるというイメージで、こぐま保育園では、豊かな自然に恵まれた園舎ではありますが、こどもの主体性にまかせた保育がなされています。
子ども達から発信させることが大事で、大人たちはつい自分のペースにもっていこうとしがちであるとも。
対談の中で何枚かの、ごくま保育園のこども達の写真が示されました。
子ども同士が接触する中で、ひとりでに、思いやりや、コミュニケーションを身につけていくことになります。
お世話になる大人も、また飼われているヤギも先生になります。
対談の中では、こぐま保育園の子ども達から先生として父兄として学んだユニークな体験をそれぞれ紹介されました。
また、自分の思いと、話される言葉のずれについても話題にされました。
小休憩後、ファシリテーターの小川泰治さんと村中さん、掘さんを丸く囲んで、哲学対話が行われました。宇部高専に哲学の先生がおられることを初めて知りました。
60人くらいの参加者で、ほとんど子育て世代のお父さんお母さんや小中学校の先生やシニアの参加は3,4人でしたか。
会場から紙に書かれた質問を小川さんが、取り上げ、質問者を含め、会場から関連の議論を引き出されました。
その多くは、親として、子ども達に、短期的に期待すること、長期的に願うこと。ひびの日常が結構忙しく、早く〇〇しなさいと言ったりすることが多く、じっくり子どもの主体性を引き出すことが難しいといった議論が多かったように思います。
私も途中で、「子どもの大事にすることは、大切なことと思うが、それを徹底するこで、健全な大人になれだろうか。いま、家庭で十分なしつけができていないのではないでしょうか。」という質問を提出しましたが、すぐにその意味合いを問われましたが、とりあえず遠慮しましたが、それ以降話題にされることはありませんでした。やはり全体としてかみ合わない議論だったのかもしれません。
終了後、1階の展示室で行われていたサイレント・ダイアログ展を覗いてみましたが、子ども達は自然から多くのことを学び、子ども達も自然そのものであるので、お互いに大切なことを学び合うということがよく理解できました。
最後に、会場のお世話などをしていただいていた、今井玲子ごくま保育園園長さんはじめ職員の方々へ感謝申し上げます。
なお、今井園長さんに投稿をお願いした銀天エコプラザ通信No.159の記事「子どもと自然」は以下でご覧になれます。http://ubekuru.com/uploads/monthly/186.pdf
(文責:浮田)
Copyright © Ube City Kankyo-Portalsite all rights reserved.
この記事のURL: http://www.ubekuru.com/blog_view.php?id=6194
◆ 現在、コメントはありません。
この記事へコメントを投稿します。