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7月2日(日)の毎日新聞、興味ある記事が満載でした。

2023年07月09日

環境関連では温暖化気候変動による漁業への影響についてです。

まず、過去100年間の間の日本近海の海水温が平均1.24℃上昇しているということ、そして、海域によって、その値が0.33~1.87℃と、かなり大きく異なることを再認識しました。

1~6の数字が入った魚のマークは、海水温の上昇による漁業への影響の現れている海域を示していますが、解説に示されている、それぞれの海域の範囲
を横に挙げておきます。

③イワシについては以下のネット情報を参考に紹介しておきます。
https://www.j-cast.com/tv/2023/02/20456314.html
水産研究所の由上龍嗣氏によると「イワシが日本近海で増えていることとサバの不漁は関係があり、漁獲量を見るとマイワシの漁獲量が増えると、サバの漁獲量は減ってくる。イワシの大豊漁は20年くらいの周期で起きる」「イワシの巨大な群れが近づくと、サバの群れは逃げる。単体ではイワシのほうが小さいが、群れとしては巨大だから」「サバが追いやられて海底深くに逃げると、仕掛けた網が届かなくなり、サバが獲れなくなる。マイワシは今後2~3年でいなくなるとは思えないので、サバの不漁はしばらく続くはず」

⑥クロダイによるノリの食害は東京湾沿岸だけでなく、有明海、瀬戸内海沿岸にも及んでいると言われています。
 クロダイは干潟のアサリにも食害を与えることはよく知っていましたが、ノリ養殖にも大きな影響を与えていたことを知りました。

④サワラついてネットの情報から、2010年代に日本海側での漁獲が増えていることが分かります。
 魚種が変わっても、鮮度保持の手法など販路拡大にかなりの適応時間が要することが、次の開設にも示されています。

⑤ウニによる磯焼けについてネット情報から、その範囲が1980年から全国的に広がっていることが示されています。
 その対策については、地域によって様々ですが、以下のような情報が参考になります。
https://yuime.jp/post/sea-urchin-isoyake-countermeasures
 除去したウニが売れればいいが、磯焼け漁場にいるウニは、通常は身入りが悪いので食用にはならないので、有用な海藻以外の廃棄される雑海藻を利用したり、クズ野菜や陸上植物を利用したりする事例も報告されているとのこと。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221128-OYT1T50135/1/
では長門市のマルヤマ水産と国内外で養殖事業を手がける「ウニノミクス」(東京)の取り組みが紹介されています。

クロダイによるノリ養殖被害の対策と先ほどのサワラの増加に対応した適応策について解説されています。

一部ではなお、地球温暖化は陰謀論であるという情報も散見されますが、
昨今の異常な雨の降り方や、これら海の生物の変化など見ていると、不都合な主張の様に思われます。

昨今、燃料代の値上がりなどの影響で、魚の値段もずいぶん高くなっている印象がありますが、日本は四方を海に囲まれ、太古から魚食文化です。安いからと言って、安易に肉食に頼らず、伝統的な食文化を守っていかなくてはと思います。

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