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2022年度特別サロン1 話題提供 浮田 その3 マイクロプラ/おわりに

2022年09月22日

最近、これは注意しなくてはと思ったことは 不織布マスクを一回きりの使用で捨てるのはもったいないので、手で洗濯をして、再利用していたこと。

洗剤を水でゆすぐ時になかなか濁りが消えないので、一度ビンにその濁り水をとってみた。すると、長い時間置いていてもなかなか濁りが沈まないことがわかった。

製品の表示には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタンとさまざまな素材が使われていて、これぞマイクロプラスチックの典型といっていいのではと思った。
さいたま市健康科学研究センターのサイエンスなびによると、マスク繊維の形状の顕微鏡写真が示されていて参考になる。
https://www.city.saitama.jp/sciencenavi/tanoshimu/004/p074665.html

そして何となく、布マスクは大丈夫だろうと思っていたが、こちらの方もゆすぎの濁り水をビンにとって確認した。やはりなかなか沈まない濁りが出たのは驚きであった。
 
 今頃は、デジタル顕微鏡がそこそこの価格で入手できるので、マイクロレベルの調査実習には使用を検討すべきであると考える。

終わりに どうすればいいのか。思いつくままに書き出してみた。

 われわれ人間は少し傲慢になりすぎたのではないか。
 
 作る責任、使う責任といっても、相手の立場になってみないとわからないことが多い。
 
 モノの氾濫、情報の洪水などもあるかもしれない。
 
 いまの混乱した世相や世界の状況を見ていると、価値観を変えるというところまで行かないと難しいように感じる。

2年前ここの図書館で行われたユニセフによる展示があったが、れわれは「もったいない」精神を忘れてしまったのか。

 見た感想をうべっくるのブログに紹介しているが、こういう発信がどの程度役に立っているのかわからない。

曹洞宗の若い僧侶が、食事の流儀について動画を発信している。「命」をいただくことに感謝することはもちろん、徹底的にきれいに食べきり、食器を洗うことまで。

 命をいただくことによって、徳行に活かすというのも大事だと思う。このようなしつけが現代の家庭ではほとんどできていないのではないか。

最近もう一度読んでいる、梅原猛先生の本の「少年の夢」の章で21世紀の人類哲学の構築したいこと、若い人に「新しい人類文明をつくる夢をもとう」と呼びかけておられる。すでに16年前から、現在の混迷の状況を予測し、警告されている。
 
 簡単でないことは、百も承知だが、よほどの覚悟をもって臨まないと、今の時代は打開できないのではないかと焦るこの頃である。

質疑では、以下のような議論があった。

・土壌処理はキエーロか。
→普通の土に穴を掘って埋めるだけ。ただ、4、5日分ほどためて埋めるので、腐敗していて、あまりいい土になっていないと思う。最近は忙しくて畑作りもしっかりできていない。

・高松市の例で、ごみ収集の1㍑1円の有料化で、宇部市よりかなりごみの量が少ないいということだったが、経年変化など、色々な要因を分析する必要があるのではないか。
→古賀市の例では、より高い有料化であるが、減量効果は高松市ほどではない。云われる通りかと思う。経年的な変化などは環境省の統計データを調べれば状況を把握できる。

・有料化である程度ごみが減るのであれば、やれば良いのではないかと思う。

・事業系の食品ごみが結構多いと思うが、どうか。
→事業系の部分は比較的リサイクルに回されていると思われる。家庭系が一番難しいと思う。エコクッキングや、つくりすぎないことが大事だと思う。

・マスクを洗ったときの濁りは、マイクロプラスチックといっていいのか。またそのマスクをしていて、身体の中に入って、よくないのだろうか。
→おそらく、さほど心配しなくていい程度ではないか。ただ、下水の中に入って、下水処理でどの程度除去されるのかといったような研究はあまりされていないと思う。

・プラスチック容器包装ごみを減らすにはどうしたらいいか。使用禁止等思い切った政策が必要ではないか。
→図でも示したがリサイクルに回っている部分より焼却されている割合の方が大きくなっている。プラスチックは確かに機能的に優れる面があるが、温暖化気候変動への対処のためにCO2を減らさなければならないとすれば、しかるべき炭素税をかけるべきだと思う。
(文責:浮田)

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