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ついでと言ってはなんですが、金門島にもオンライン旅の足を伸ばしました。

2022年08月01日

未曾有の新型コロナパンデミクスとウクライナ戦争によって、世界的にナショナリズムが台頭し、日本でも「台湾有事」の際に、どのように対応するかということに大きな関心がもたれ、安倍元総理なきあとも、石破元防衛大臣ほか3名の国会議員が、訪台して蔡総統と会談をするという動きもありました。

前方でも述べたように、厦門市からわずか5km程度しか離れていない金門島が、台湾による実効支配が継続されていることを知り、Google Map も使えるので、訪問してみることにしました。

金門島は小金門と大金門などからなり、面積151km2、行政区は金門県で人口は約14万人ということです。

回ってみた印象は、自然豊かな地域ですが、1949年10月から1979年10月25日から27日にかけての古寧頭戦役、1958年8月23日から10月5日にかけての金門砲戦において中国人民解放軍の侵攻を受け、いずれも防衛に成功した歴史を持ち、島内各地に、戦史館や記念碑、などが多いのに驚かされます。


まず一枚目は、小金門北西端の湖井頭戦史館です。

同じく、小金門の北端にある防衛拠点であった鐵漢堡、勇士堡の跡に戦車島の実物展示や、地雷の展示などが行われています。

同じく小金門南部の交差点ロータリーに設けられた、「八連桜子」記念塔ですが、これは、1933年抗日戦争の折、長城古北口八達楼子を守った7人の勇士を記念して建てられたものだそうです。

屋上には、7人の兵士の像が置かれており、また、ロータリーの四隅には独立作戦・自力更生・堅持到底・必勝必生のスローガンが書かれています。

次に、上は、大金門島の西北部に、1979年の停戦を受けて開設された古寧頭戦史館です。

左下は金門県の中心部あたりの金城老街の写真です。右下は、周辺の干潟にカブトガニが多いようで、カブトガニ生態文化館も設けられています。

最後になりますが、引き潮時に歩いて渡れる、建効嶼で、鄭成功の石像が見つめる先は、厦門市のコロンス島にある鄭成功の像であるということです。
https://kinmen.travel/ja/travel/attraction/89

入り口の4体の蠣人形やカブトガニを廃した彫刻など、アート作品を置いた、モニュメントには、何かほっと気がしました。

停戦後、すでに40年以上経過し、まだ、砲撃戦の時代の体験を持つ島民も多いと思います。この機会に、台湾の歴史を少し勉強してみましたが、専門外なので文献の紹介のみにとどめます。

今回、コロンス島と金門島のオンライン旅、3日ほど時間を費やしてしまいました。

http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/paper/paper3.html
台湾アイデンティティと「一つの中国」- 李登輝政権の対中政策の展開 - 東京外国語大学  小笠原 欣幸

http://ssdpaki.la.coocan.jp/proposals/74.html
常態化する中台関係の緊張 ―台湾社会の構造変化と習近平政権の戦略転換―
松田康博 東京大学教授

https://toyokeizai.net/articles/-/440902
日本には高すぎる「一つの中国」を崩すハードル 日本政府高官の台湾傾斜発言はかなり危うい

戦争の直接体験を有しない政治指導者が自らの権力欲のために、あるいは武器を売って儲けたいお金の亡者達の金欲のために、おろかな戦争に人々を巻き込まないように祈りたいと思います。(文責):浮田)

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