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水の文化No.69で「Z世代の水意識」という特集がありました。

2021年12月11日

ミツカン 水の文化センターが発行する「水の文化」には色々参考になる記事があります。今回の特集は、最近よく聞くZ世代ってなにかよく知らなかったこともあり、すこしゆっくり目を通してみました。

この特集ではZ世代として、1996~2012年生まれの人と定義しています。一般に、Z世代は環境意識が高いと言われているようですが、20代の節水している人の割合はむしろ低下していることが示されています。

2020年ストックホルム青少年水大賞を受賞した青森県名久井農業高等学校の宮木君と松橋君の「伝統工法三和土を用いた世界中で使える集水工法」の紹介記事も興味深かったです。

小さい頃、たたきの土間というのよく聞いた覚えがありますが、たたきと入れて漢字変換すると三和土が出てくるのには驚きです。

日本の水道水はそのままでも十分飲めるのに、最近はペットボトルの飲料水が一般的になっています。ミネラルウォーター協会の調べによると2020年の年間一人当たりの消費量は33.3Lにもなっています。アメリカ、ドイツの114.7Lに比べると少ないものの、2005年の14.4Lから大きく増え、https://minekyo.net/publics/index/5/
また茶系、炭酸系飲料も加えると、優に100Lは超える消費量であるようです。
http://www.j-sda.or.jp/statistically-information/stati03.php

水道水をそのまま飲む場合は国産の500mlのミネラルウォーターを自動販売機で買って飲み、容器はリサイクルに出した場合のCO2排出量は228g(東京大学平尾研による試算)となっています。人の呼吸によるCO2排出量が900g/人/日と比較してかなりの量であることが分かります。水道水のCO2排出係数は200g/m3であり、500mlでは0.1gとごくわずかです。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5783

広井良典先生によると、人生前半の社会保障の国際比較では、日本の低さが目立っています。

また、同じく公的教育支出の国際比較でも日本はOECD加盟国中もっとも低いグループにあるとされています。

広井先生は、「ローカル」「ソーシャル」「スロー」のキーワードに象徴されるZ世代の良さをつみとらないようにすることが上の世代の責務であるとされています。

意識だけでなく、行動に結びつくように育むことが我々シニア世代の役割ということでしょうか。

編集部のまとめでも、Z世代は環境意識が高いというが、アンケートでは、ペットボトル飲料水をやめて水道水を飲むとか、水筒を持参するという実践をする人は少ないとし、「異世代同志」による「同時代の共有」が大事であるとしています。

同じく、内閣府による我国と諸外国の若者の意識に関する調査から、社会における問題の解決に関与したい若者の割合は日本は諸外国に比較して低く、また、将来の国や地域の担い手として積極的に政策決定に参加したい若者の割合も諸外国に比べて低いことが示されています。

日本の地盤沈下を防ぎ、世界に範を示せるよう、今こそ、世代間の対話の必要性が大きいです。

銀天エコプラザは2021年度より、学習室のサービスがなくなり、若い人達の出入りもほとんどなくなってしまいました。2階の環境図書室・街角ブックコーナー活用のため、遅ればせながら読書会などをスタートする予定です。

人類共通の課題として、広い視野で環境問題を考え、SDGsの達成のために、「世代間の対話」の場所として活用できればと思います。
さしずめ、ベストセラーになっている齋藤幸平著「人新世の『資本論』」を色々な立場から勉強したいと思います。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5821

志のある若者の参加を心待ちにしております。興味ある方は、もちろん若者にかぎりません、ubekuru@gmail.com あるいは 090-5268-5971浮田までご連絡下さい。

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