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環境省の食べ物ごみの実態調査結果が詳しく公表されているので紹介します。

2021年06月26日

環境省が2017年から2020年にかけて全国の自治体をピックアップして市区町村食品ロス実態調査支援事業を行っていて、その結果が詳しく公表されています。
http://www.env.go.jp/recycle/foodloss/muni.html

まずこの図は農水省と連携して推定された2018年度のわが国における食品廃棄物のフロー図(http://www.env.go.jp/recycle/H30_flow.pdf)を見やすく改変したものです。

1人1日あたりにすると130gの食べられたはずの食品が捨てられています。
そのうち、家庭系のものは46%であり、事業系のものが54%を占めることも頭に置いておく必要があります。

この図は高松市が2019年1月に調査されたデータです。高松市は1L、1円の有料化が行われています。1地域当たり150kg前後の可燃ごみを4地域から収集し、分別計量されたものです。

先ず可燃ごみの中の食品ごみの割合は合わせて42.4%で、郊外(田園地帯)が37.9%と少なめで、市街地(戸建て住宅)が50.5%と多めですが、市街地(集合住宅)は40.1%と少なめです。

食品ごみ中の食品ロスの割合は合計で33.8%ですが、市街地(戸建て住宅)が大きめ、郊外(田園地帯)が少なめです。

一人1日当たりの食品ロス量は50.1gとなっています。可燃ごみ量は50.1/0.424=125g/人・日でかなり少ないです。

この図は福岡県古賀市が2020年2月に調査されたデータです。古賀市は高松市よりやや高めの有料化が行われています。1地域当たり150kg前後の可燃ごみを4地域から収集し、分別計量されたものです。

先ず可燃ごみの中の食品ごみの割合は合わせて24.2%で、共同住宅が29.9%と多めで、新興住宅地が19.4%と少なめです。

食品ごみ中の食品ロスの割合は合計で48.0%と高松市よりも多く、一人1日当たりの食品ロス量は55.4gとなっています。可燃ごみ量は55.4/0.48=115g/人・日で随分少ない値です。

この図は2020年初頭に行われた18自治体による調査の結果を比較したものですが、平均では可燃ごみ中の食品ごみの割合は33.7%です。

食品ごみの排出量は158g/人/日ですので、可燃ごみの量は158/0.337=469g/人/日と比較的にかう的に大きい値となっています。

可燃ごみ量の大きい自治体は、玉野市763 、八幡平市604、日光市550g/人/日などです。コロナ緊急事態宣言前の観光の影響でしょうか。

逆に小さい自治体は、守口市316、逗子市325、茨木市402g/人/日などです。

4年分のデータを用いて食品ごみ排出量の分布が示されたグラフです。加重平均的に平均値を推定してみると、176g/人/日、同様に食品ロスの量は84.7 /人/日となります。食品ごみ中の食品ロスの割合は48%、ほぼ半分を占めます。

買いすぎない、作りすぎない、冷蔵庫に置きすぎない、残り物から食べるなど注意が必要です。

このブログで紹介したデータは1枚目のスライドを除いて、家庭系のごみの調査であり、実際はこれに事業系のごみが加わります。

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