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最近読んだ本の紹介 サイボーグ時代 吉藤オリィ著

2020年11月23日

最近読んだ本の紹介
今回は私が先日(11/10)セミナーパークで開催された講演会での話に感銘を受けた㈱オリィ研究所所長の吉藤オリィさんの本、「サイボーグ時代」を紹介します。
 まずは著者のひととなりからです。小学校5年から中学校2年まで不登校を経験、工業高校にて電動車いすの新機構の開発を行い、国内の科学技術フェア(JSEC)にて文部科学大臣賞ならびに世界最大の科学大会(ISEF)にてGrand Award 3rdを受賞。その際に寄せられた多くの相談と自身の療養体験がきっかけとなり、「人間の孤独を解消する」ことを人生の使命とする。
その後、高専に編入して人工知能の研究を行い、更に、早稲田大学創造理工学部へ進学、在学中に分身ロボットOriHimeを開発し、オリィ研究所を設立。米Forbes社が選ぶアジアを代表する青年30名「30under 30 2016」などに選ばれ、現在はデジタルハリウッド大学院で特任教授の努めている。オリィの名前の由来は趣味の折り紙から(本名:健太朗)。現在33歳、17歳のときに病弱だったこともあり自分は30歳で死ぬと思い「人生30年計画」を立てたが、現在は「人生40年計画」にアップデートしている。
 なお講演時のタイトルは「サイボーグ時代の人生戦略~ロボットではなく人から必要とされ続ける生き方」でしたが、内容は本の中身とほぼ重なるものでした。
 私が特に感銘を受けたのは、彼の親友だった故・番田雄太さんとのエピソードの部分です。番田さんは4歳のときに交通事故で脊髄を損傷し、それから20年間、岩手県盛岡の病院で呼吸器をつけて寝たきり生活を送っていた。その彼がオリィさんと交流を深めるなかで、あごでペンマウスを動かしてパソコンを操作し、OriHimeを遠隔操作することで著者と共に働き、全国を講演してまわったという。OriHimeは番田さんにとってはもう一つの身体ともいえる。働けることで収入を得ることができ母親にプレゼントを買うこともできたそうです。
 もう一人紹介します。榊浩行さんは全身の筋肉の自由がきかなくなるALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を患い、眼球以外はほとんど動かせない。そこで著者がつくった「Orihime eye」というツールを使って絵を描いた。眼だけでPCのカーソルを動かしたり、文字を入力できる装置だ。榊さんはALSが進行して毎日テレビを見るだけの生活をしていた。それがこのツールを用いることでPCを自由に操り、絵を描くようになり、SNSなどで作品を発表されている.
 著者がこうしたツールを開発しているのはなぜか?彼は考える。
「人は高齢化や病気、ケガなどで、いままで「できた」ことができなくなっていく
とき、絶望にも近い悲しみや将来への不安を覚える。しかし「できない」と思っていたことが「できるに」変わった瞬間、未来に対して希望をもつことができる。」
 彼の素晴らしいところは自身の幼少時に3年半ほど不登校・引きこもりを体験し「できなくなる」ことへの絶望感を経験した。その経験を無駄にせず、他者に寄り添い、共に解決法を探っていき新しいテクノロジーを開発していくところだ。
著者は高校を卒業後は人工知能を学ぶために高専に編入学するも途中で自分のやりたかったことではないと思うようになり、9ヶ月で中退。更にせっかく推薦入学で入れた早稲田大学にも9年通ったが卒業はしていない。しかしそんな生き方もありかと思わせるものが彼にはある。なにしろ彼は人の役に立つことが大事で、自分の学歴は二の次と考える愛すべき人柄なのだ。講演では彼の美声と早口、「傘やノートパソコンを収納できる著者のトレードマークの黒い白衣の紹介」が印象に残った。
著者にはもう一冊著書があり、「孤独は消せる」(サンマーク出版)もおすすめです。
 
(文責 山本和)

「サイボーグ時代」
プロローグ テクノロジーとはなにか?
第1章 サイボーグ的な生き方
第2章 万能主義からの脱却
第3章 ほしいものを自分でつくる開発思考
第4章 居場所を見つける
第5章 対人コミュニケーションを克服する
第6章 「できない」を武器に変える
第7章 自分をシェアする
第8章 これからの時代を生き抜く6つのストラテジー
第9章 死を思い、生きる
エピローグ 亡き友に捧ぐ、だれも“生きる“サイボーグ時代
 

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