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2月16日午後、人づくり・地域づくりフォーラムがありました。

2019年02月18日

2月16日午前中は、椹野川河口域・干潟自然再生協議会がセミナーパークであり、午後は、ひとづくり・地域づくりフォーラムがありましたが、こちらの方は失礼して帰りました。

しかし予稿集がいただけたので、発表事例の中から、関心のある4題について、内容を紹介します。うちはじめの2題は学校・地域連携、あとの2題は環境保全のセッションからです。直接聴いていないので、いい加減なところがあるかも知れませんが、参考にして下さい。

1題目は、萩東中学校のコミュニティスクールの取組です。

萩東中学校のCSの課題としては、以下の点が上げられています。

ます、充実をはかる項目として、①キャリア教育(志を育てる)、②若手教員の育成(3年目まで)、③組織力強化(ミドルリーダー養成)

次に、克服すべき課題として、①学力低位な生徒への学力保証、②発達障害のある子への適切な対応、③不登校生と・進路未定者ゼロ

山口県教委が実施したコミュニティースクールに関するアンケート調査の結果について、下の2枚のグラフが、同校のHPに紹介されていました。
 
左側は同校の保護者に対するアンケートの結果です。
右側は、同校区の地域住民に対するアンケートで、質問項目を地域による学校支援、学校運遺、学校による地域貢献に分けて傾向が示されています。概ね地域と学校双方にWin-Win の関係が表れているようですが、学校運営における、先生方と地域住民の間のコミュニケーションについては若干不十分な結果となっています。

2年生の2月に立志式があり、保護者の他地域の方々にも参加してもらうようですが、生徒達の感想から、
①この時期の生徒達は、大人の後ろ姿に学ぶ。かけられる言葉や感謝される経験がとても大切である。
②世のため、人のために役立とうとする思いは「感謝」の気持ちが原点である。
こなどが読み取れるとされています。

二番目の例の、時津町は長崎県にあり、大村湾に面した、人口約3万人の町です。

とぎつサタデールームの活動は、もともと「いただきますクッキング教室」からはじまり、H19年に、放課後子ども教室推進事業の一部として位置づけられ、さらにH27年に、土曜学習推進事業として位置づけられた。

とぎつ子どもの居場所づくり実行委員会のメンバーは、NPO法人コミュニティー時津 会員3人と、長崎大学、長崎外国語大学の学生も加わっています。

また、時津放課後子ども教室運営委員会(町内小学校校長、放課後子ども教室関係者、関係行政機関の職員、計10人)とも連携して運営している。
今年度のとぎつサタデールームの登録児童数は小学3年生24人、4年生20人、5年生17人、6年生5人で、市内4小学校から総数66人とのことです。

特徴として以下の4点が上げられています。
①様々な分野で活動する人たちから時津町の歴史や文化を学ぶ。
②大学生と一緒に遊ぶことで、知的好奇心を旺盛にし、学習意欲を高める。
③環境美化・保全活動や地球温暖化防止を学び、現場に対する意識を高める。
④英語の学習を取り入れ、初期の段階で苦手意識をつくらないようにする。

年間10回開催されているようです。

成果と課題として、発表者からは以下のような点が上げられています。
①コミュニケーションの獲れない子どもへの対応の学習が必要
②毎回10名程度の大学生ボランティアが必要だが、メンバー集めに苦労だが、大学生に主体性を持たせることは彼らの研鑽にもなる。

宇部にも幸い大学が立地して、留学生も多く、恵まれているので、参考になる取組のように思いました。

題目は、広島市内の精力的かつ興味ある取組です。

太田川の派川のひとつである京橋川の河口部には意外に干潟とアシ原が残されている場所があるそうです。よくわかりませんが、千田水資源再生センターの周辺でしょうか、あるいはもう少し広島駅に近いところかもしれません。

クラブ名もなかなかユニークですが代表の山本さんは以前、森林の体験学習をしておられたそうです。しかし都会に住む子供たちが、上流の森林の環境を自分の身近なものに感じられないという違和感を持っていて、子ども達や大人も自分たちの住んでいる地域の身近な環境にかかわることが大事ではないかと考えられたそうです。

やられたことは本格的な大きなアシ舟をみんなで作られて、それで、宮島まで漕いで渡るということでした。発想がすごいですね。その後も小さいアシ舟を作って子どもたちに漕がせたり、あるいは堆肥を作って利用したり、どんど焼きをして焼き芋を焼いたり、様々な活動をしておられます。

さすが若い方々の発想は豊かですね。

四番目は、地元、山口県自然観察指導員協議会の活動紹介です。同協議会は昭和62年に設立され、現在会員数は90名。
会費が比較的高く、収入の主な部分を占めているようです。

第1支部 ①セミの抜け殻定点観察、②セツブンソウ自生地の保護活動、③オオサンショウウオの保護活動
第2支部 ①切戸川観察会、②ヤマシャクヤクの保全活動、③モニタリングサイト1000里地調査
第3支部 ①エヒメアヤメ保全活動、②冬鳥観察会、③カタツムリ観察会、、④草の葉バッタ作り
第4支部 ①竜王算・江汐公園定点観察保全活動、②ヒメボタル観察会、③竜王山野草ウォッチング、④その他 里山ビオトープ二俣瀬
第5支部 ①カスミサンショウウオ調査、②下関市角島自然館での活動、③蓋井島のヒゼンマユミ保全活動
第6支部 ①ホンシャクナゲの保全活動、②その他 県内外各地の植物観察会 ヒメユリ、ヒメヤブランキキョウ、フクジュソウなど

課題として ①会員の高齢化と減少(年々10名)、②若い会員が少なく新しい発想が出にくい、③情報伝達に手間取る、③総会や観察会への参加者の減少
が挙げられています。 

どこでも同じような問題をかかえているんだなと感じました。

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