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宇部工業高校における古代たたら製鉄の復元操業

2017年11月25日

宇部工業高校で今年も古代たたら製鉄の復元操業が行われました。
宇部工業高校の大濱先生のお誘いで、このたたら製鉄復元操業の現場に足を運びました。大濱先生の助言では、夜を徹した作業が最高潮に達する夜明け前が良いとのことでしたので、11月25日の早朝、4時過ぎに現場を訪れました。

たたら製鉄では、粘土で作った炉に砂鉄と木炭を入れて風を送り、還元状態にして鉄を作ります。たたら製鉄の技術責任者は村下(むらげ)と呼ばれ、村下は連日連夜、たたらの炎と炉内の状況を観察しながら、砂鉄や木炭の投入と、送風の状態を細かく指示して、炉の状態を調整します。宇部工業高校のたたら製鉄復元操業を指導していただいている方は木原明さんと言って、宇部工業学校のご出身です。

生徒たちは二つの炉に約20名がついて、送風と砂鉄と木炭の供給作業を徹夜で続けます。若さがあっての作業だと思いますが、彼らの作業に対する熱意が伝わってきました。私も卒業実験の時に、三日三晩、実験装置を連続運転する必要があり、大学院生の上野君と研究生の沈君と私の3人で、三交代の実験を行ったことを思い出しました。協働の体験を通して、またその後の同じ釜の飯を食う体験は何物にも代えがたいものです。苦しい実験を通して協調性とコミュニケーションを育むESDの本質が、たたら製鉄復元操業にはあると感じました。宇部工業高校の生徒さんの頑張りと、関係各位の熱意に敬意を表します。(HU)

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