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佐々木真人×浅野佑悠輝「ぶっちゃけトークライブ」の概要紹介です。

2015年12月05日

12月3日(木)まちなか環境学習館で、第12回環境サロンとして、西光寺住職の佐々木真人さんと宇部市出身で多くの楽曲を作曲し、歌手活動もされている浅野佑悠輝さんにこれまでとは一風変わった形で、講話、音楽ライブ、トークショーの三部構成のサロンとなりました。

 環境サロンとしてのマッチングについて気を遣いましたが、その点に関しては、時間の関係もあり、議論が尽くすところまでは行かなかったものの、はじめての試みとしては、それぞれそれなりに満足していただいたのではと思います。

 また、心配していた4階の学習室への音はほとんど気にならなかったそうで良かったです。お二人の人気のおかげで今年最高の参加者となりました。

佐々木さんの講話
 お寺にお葬式や法事の依頼ばかりでなく、明るいトーンで「うちのおばあちゃんの米寿祝いの法要に来てくれないか」というような電話依頼があってもいいが、そんな依頼は滅多にない。築地の本願寺で社長の還暦に社員を全員連れてきてお坊さんの話を聞いた例もあるそうだ。生きているうちにお寺に親に感謝する法要があってもいい。
 そうなっていない理由は、檀家の心配事のいろいろな相談に乗り、不安をなくして上げるとか、どう生きていくかという「教え」がないからなのだろう。

 葬儀場で、6年ぶりに会ったベテランの司会者の方から「歳をとられましたね」といわれて、軽いショックを受けたが、日頃、仏教の「無常」世の中もあなたも移り変わる、と説いているのに・・・。体は歳とってくると衰えるということをみとめなければいけないという気持ちと、少し疲れた表情をしていたんだな、人前に出るときはしゃきっとしていなくてはいけないなと反省。
体はどんどん衰えていくが、心は若く、健康であり、生き生きしていたい。こういう「無常」をどう受けとめ、生きていくかということをお寺は十分教えず、上手にアピールしてこなかったということだろう。

 この度、浅野さんから、「お寺どうなってるの、坊主しっかりせい」と、声かけられてうれしかったという次第。あとのトークの部で、どなたも、どんな質問でもどうぞ。

浅野さんのライブ
今のお話で、浄土真宗には戒名がないと言われたのが印象に残った。浄土宗はあるようだが。はじめ、会場を借りるだけと思っていたが、「環境サロン」としてやってくれと言われたので、慣れない雰囲気だが、何曲かオリジナルのラブソングでない歌を中心に歌う。自分の、身近な環境と言えば、さしずめ衣装か。古着屋はよく利用する。このシャツもそう。

一曲目:2007年の紅白で小林幸子さんが歌ってくれた「恋桜」
二曲目:2010年に日吉ミミさんに書いた「いのちのしずく」2年前に膵臓ガンで亡くなられたが・・。 https://www.youtube.com/watch?v=29UuPBx6bjY
三曲目:南三陸町出身の、まきのめぐみさんに書いた「さよならをさがせない」を宇部バージョン。昔、慈光幼稚園に通っていて、その頃の思い出の町をバージョンにしている。     (生きいそぎすぎたあなた、愛しすぎたわたし・・・、いい曲でした。)
これまでの3曲はオリジナルでカラオケになっているが、一回歌ってもらえると、0.5円お布施が入る。
四曲目:中島みゆきさんのカバーで、「糸」。
五曲目:高校の同級生、パーカッショニストの脇谷さんが加わり、未発表のオリジナル「頑張らなくていいよ」ライブで評判がいい曲、会場からも、「いいよ」というところを歌う。 歌謡界でもほどほどにやめて、欲しいと思うことも...。もうわれわれも還暦に近いが、まだぺーぺーという現状。
六曲目:オリジナル「小野田線」、今年は小野田線百周年でよく歌わせてもらった。
https://www.youtube.com/watch?v=gkZvIUK-jTE

トークショー
A:12月クリスマスで華やかにやっているが、お坊さんはどう思うか。花まつりはあまり関心もたれていない。
S:悔しいなと思うことはある。われわれの努力が足らないということもある。最近はこども達の忘年会、ひとことでファッションになっている。サンタは夢がある。しかしさすがに本堂ではクリスマスの歌は歌えない。

A七曲目:「ホワイトクリスマス」、
 八曲目:「しんらんさま」古関裕二の作曲 地味な歌もあるが、これは割に聴きやすい。

A:お釈迦様のいわれたことと、その後色々な宗派に分かれて、考え方が違ってくる。
死んだらどうなるのかということでも、宗派によってまちまちではないか。真宗ではすぐ死んだら往生する。潔くていい。
S:死んだらどうなるのか、あの世はあるのかとかについてはお釈迦様は何も言っていない。個人個人によって違うのでは。仏様にお任せすると言う気持ちが大事と思う。

A:お寺の仕組み、会員と檀家、本願寺との関係。戒名とか。自分は浅野佑悠輝そのままでいい。
S:もともと檀家が寄進してお寺を建てた。本願寺の本山にも機会ごとに寄付をする。
檀家を抜ける場合は、一言ことわってもらえばいい。新たな檀家になってもらう場合は、前のお寺の了承を得てもらうことが条件。憲法からいうとおかしいかもしれないが、しきたりもある。

A:若者のお寺離れがある。
S:葬式も家族葬や直葬などたしかに多くなっている。なくなった人を追悼したり、感謝したいと言われる人達もおられるかもしれない。逆に亡くなった人が、お世話になった人に感謝を示したい場合もあるだろう。

Q:檀家と門徒に違いは
S:檀家は宗派を問わず一般的、門徒あるいは問信徒は真宗に独自。

Q:法事の年数はどう決まっているか
S:数えで、真宗では一、三、七、十三、十七、二十五、三十三、五十、百、あと百年ごと。習わしとして決まっている、国によって違う。自分はそれほどこだわらなくていいと思う。葬式に友引をさけるとか、納骨の時期、仏滅の結婚式だとかも自分はそうこだわらない。
法事は坊さんが主役ではなく、家族が主役。親を思う父母の気持ちがこども達が見ることによって、伝わるのではないか。

Q:何故環境サロンに位置づけたかという説明のために、参考資料として、高橋卓志「寺よ、変われ」という本の3ヶ所コピーしたものを載せてもらっている。今、社会は、「むずかしい時代をどう生きるか」ということに関心がある。また、生物多様性や人と環境との関係をどう考えるかも重要だが、仏教はある意味、環境倫理そのものだし、世の中、社会がお寺に期待することは大きい。
S:オームの時も、少年Aの時も発言は確かに少なかった。自分はそれではいけないと思った。個人的には考える人もいると思うが、組織になるとむずかしい。

Q:葬式仏教といわれるなかで、しかし世間体もあるしというところで続けなければと、悩んでいる人もいると思うが、どう思われるか。 もう一つは子どもに迷惑をかけたくないということもよく聞くが、この点についてはすこし問題だと感じている。
A:先に言ったように、亡くなった人が世話になった人に感謝したいということもあるし、また、やらずに後悔されるケースもある。 
 迷惑をかけるということについては、うちの孫が最後に迷惑をかけてくれました。迷惑をかけてよい。その前にきちんとこども達と話をしているかである。たしかに多少、奢りもある。

最後、九曲目:三人のコラボで「Let it be」
アンコールに応えて、十曲目:「花は咲く」をみんなで歌ってお開きになった。

浅野さんのお話では、このような話に乗ってくるお寺はほとんどないのではという感触をもたれていて、またこういう機会があれば、場所を変えても、やりたいということであった。

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