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メンデルのブドウが実っています
2014年08月17日
ときわミュージアムの「ニュートンのリンゴ」の横には、「メンデルのブドウ」が植えてあります。
メンデルは、親のエンドウの種子の違い(丸型とシワ型)が子にどのように影響するのかを実験し、遺伝の法則を発見したことで有名ですね。
彼は修道士でした。
その頃の修道院は、すべてにおいて指導的な役割を果たすところで、良いブドウ酒を作る人たちの求めに応じて、ブドウの品種を改良する仕事がありました。
しかし、遺伝の決まりを明らかにすることが先であると考え、生活サイクルの短いエンドウを使って、その基礎を明らかにしました。
現在、エンドウは残っていませんが、遺伝の法則を明らかにするきっかけとなったブドウは、今も修道院にあります。
日本へは、小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)の第三代の園長をつとめた三好学が、1914年にその苗の分譲を依頼し、翌年送られてきました。
ときわミュージアムにある「メンデルのブドウ」は、1994年に小石川植物園から枝をわけてもらったものです。
少しではありますが、実をつけています。
ミュージアムにお越しの際には、ぜひこちらも見てみてください。(N)
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